Introduction
NestJSの私が学んだことの技術的な情報を書く。ワンオペで2つプロジェクトをNestJSで実装した訳だが、使いまわしができそうなところ、実装が大変だったところの知見を残す。
学習用プロジェクトをGitHub mosapride/learn-nestjsに置いておく。これはLearn NestJSにて使用する動くサンプルとなる。使用方法などもLearn NestJSに記載している。
なにか間違いや、他のより良い実装方法、ベストプラクティス的なものがあれば、GitHubに公開しているのでissuesやpull request、Twitterなどで教えてくれるとマダガスカル。
RESTfulについては大手企業がドキュメントを出してたりする。私の記事より断然よいし、一読しといて損はない。
(一応)NestJSとは
Angular+Express+Database=NestJS。みたいなイメージ。
Angularの機能を使っているというより、設計概念を取り入れている。Angularはユーザーインターフェイスを作成支援するためのFWであり、NestJSはRESTful APIのFWであるため役割がまったく異なる。Angularの設計概念というのは、ディレクトリ構成やDIの指定方法などがほぼほぼ同じ。componentの構成要素である、HTML-template、HTML-style、componetがcontrollerに置き換わっているぐらいの違い。
controllerとはRESTful APIのリクエスト、レスポンスを返すインターフェイス部分を指す。
WebエンジンはExpressとFastifyの選択が可能。デフォルトではExpressとなるが好みで良い。
Databaseは好みで良いだろう。私のスキル上、RDBMSが好みであるため、MySQLを使用している。
Database接続にはTypeORMを使用する。githubリポジトリにある最古のTagsが0.0.2があり、2016/12/6が初版のようだ。ORM FWの中では若い部類になる。新しいものが良いとは言えないが、TypeScriptで作成されているため、型情報を頑張る必要はない。Databaseから取得したデータがいい感じにJSON形式になるのがすごくいい。
若い分、資料が少ないのが難点。日本語の資料は期待しないほうがよい。
必要な知識は下記の通り
その他、データベース全般の知識、セキュリティなども必要になってくる。