開発環境構築

install nvm Windows編

nvm-windowsを利用した例の紹介。

nvm-windows Relesesからnvm-setup.zipをダウンロード・解凍を行う。nvm-setup.exeを実行しダイアログに従いインストールを行う。

インストール後、PATHを確実に有効化するためにPCの再起動を行う。

再起動後、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動し、nvm versionを実行し、バージョンが表示されれば成功。

PS C:\> nvm version
1.1.7
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今の状態ではnvmがインストールされた状態であり、node.jsは未インスール状態である。node.jsをインストールを行うためにnvm list availableコマンドを利用しインストール可能なバージョンを確認する。

PS C:\> nvm list available
|   CURRENT    |     LTS      |  OLD STABLE  | OLD UNSTABLE |
|--------------|--------------|--------------|--------------|
|    14.9.0    |   12.18.3    |   0.12.18    |   0.11.16    |
|    14.8.0    |   12.18.2    |   0.12.17    |   0.11.15    |
|    14.7.0    |   12.18.1    |   0.12.16    |   0.11.14    |
|    14.6.0    |   12.18.0    |   0.12.15    |   0.11.13    |
|    14.5.0    |   12.17.0    |   0.12.14    |   0.11.12    |
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この場合はv12.18.3がLTSの最新版だと言うことがわかる。インストールにはnvm install バージョンを実行する。

nvm install 12.18.3
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インストール後、nvm use バージョンを実行する。これはデフォルトで実行するnode.jsのバージョンを指定するためのもの。

nvm use 12.18.3
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最後にnode -vコマンドで正常にインストールされたか確認を行う。

PS C:\> node -v
v12.18.3
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install nvm macOS、Linux編

nvm-sh/nvmを利用した例の紹介。

インストールにはgitコマンドが必要になる。macOSの場合、OS X 10.9以降はgitをインストールする必要があるためXcodeのインストールをすることをお勧めする。Xcodeと同時にgitも自動にインストールされる。

XcodeはApp Storeからインストールすることができる。結構重い。Xcodeインストール後にターミナルからスクリプトを記述しnvmのインストールを行う。ここではv0.35.3をインストールしている。最新バージョンをインストールする場合は公式ページからバージョンを確認すること

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.35.3/install.sh | bash
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PATHを通すために~/.bash_profileを作成しexport文を追加する。

export NVM_DIR="$([ -z "${XDG_CONFIG_HOME-}" ] && printf %s "${HOME}/.nvm" || printf %s "${XDG_CONFIG_HOME}/nvm")"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" # This loads nvm
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PATHの読み込みのため、ターミナルの再起動を行うか、source ~/.bash_profileコマンドの実行を行う。その後、nvm --versionを実行しバージョンが表示されればnvmのインストールは成功。

今の状態ではnvmがインストールされた状態であり、node.jsは未インスール状態である。node.jsをインストールを行うためにnvm ls-remoteコマンドを利用しインストール可能なバージョンを確認する。

$ nvm ls-remote
     ・・・・
       v12.18.1   (LTS: Erbium)
       v12.18.2   (LTS: Erbium)
       v12.18.3   (Latest LTS: Erbium)
        v13.0.0
    ・・・・
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インストールしたいバージョンを指定し、nvm install バージョンコマンドを実行する。

nvm install v12.18.3
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インストール後、nvm alias default バージョンを実行する。これはデフォルトで実行するnode.jsのバージョンを指定するためのもの。

nvm alias default v12.18.3
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最後にnode -vコマンドで正常にインストールされたか確認を行う。

$ node -v
v12.18.3
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TypeScript

任意のワークディレクトリに移動し、ターミナルからnpm init -yを実行し、package.jsonを作成する

npm init -y
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npm installコマンドを使用しtypescriptコンパイラをインストールする。

npm install typescript
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package.jsonのscriptタグ無いに"tsc": "tsc"を追加する。

{
  "name": "work",
  "version": "1.0.0",
  "description": "",
  "main": "index.js",
  "scripts": {
    "tsc": "tsc"  // これを追加
  },
  "keywords": [],
  "author": "",
  "license": "ISC",
  "dependencies": {
    "typescript": "^4.0.2"
  }
}
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npm run tsc -- -vを実行しバージョンが表示されれば大丈夫。

$ npm run tsc -- -v
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